もしも、また貴方に会えたなら。

「ーーで、あるからして、これから君達には…」

長い、校長の話。

必要ないことまで話始めてる。

お前の旅行先とか聞きたくもねぇよ。

{では、1年生代表の茅原さん。おねがいします。}

「はいっ!」

あ、見たことある。

………桜の人だ。

機嫌が悪くなる私を誠が見つめてる事に気づくよしも無し。

「式辞!」

(ねぇねぇ、政輝くんかっこよくない?)

(かっこいいよねー!)

(モテモテだもんね!!)

まさき、か。

かっこいい名前だな。

まぁ、外見はかっこよくも内面はダメだから。

「今年一年は…」

高い背丈に、細身の体。

たれ目の可愛い目に、整った顔立ち。

悔しいけど私の好み…。

「……はぁ。」

1人悶々としていると式辞を読み終わったらしい。

こっちと…私と目が合った。

そして軽く笑ってピースを作ってみる。

え、何?

覚えててくれたの?

只の、朝の性格が悪い奴。そんな立ち位置だと思ってた。

「おい、アイツ誰だ?」

「………え?」

誠が何やら競争心を燃やしながらまさ、き?を見た。

「朝あった、私が嫌いな人。」

「なにの笑ってピースか?」

「……うん。」

「……よし、ぶっコロ…」

ぶ、物騒!

「や、物騒だよ!!」