作り笑いじゃなくて、普通に笑えたことにどうしようもなく違和感を感じた。 ───近藤大志。 外見はヤンキーのくせに。 字が大きくて、へたくそなくせに。 あたしをこんな気持ちにさせるなんて、変わった人...。 あたしは近藤くんにもらった地図を頼りに、集合場所へと向かった。