夜になると琴音ちゃんはピアノの部屋に来てくれた。


言わないと


「俺、琴音ちゃんのことが好きです。」


「私も亮太先生のことが好きです」


「じゃあ俺たち両想いだったってことか」


「うん、私亮太先生のこと大好き」


「俺もだよ」