メモリーアミティエ-ふタりカくれンボ-

「気にしすぎだって! じゃあ、朱莉はもらわなくていいよ。私だけがもらう」

「いや、そういうことじゃなくて……麻衣が危険な目に合ったりしたら!」

少し怒鳴りつけるように言ったら、少しびっくりした後、漫画の見すぎと軽く流された。
付け足す形で、考えすぎだよと言われた。

考えすぎ、と言われむかついた私は、おばあさんの元まで歩いて鍵を奪うように取った。

「いいでしょ? 私も貰ったって」

「……もちろん」

少し、間を置きながら言った。
その間が怖くなりながらも、おばあさんの顔をしっかりと覚えた後、麻衣が鍵を貰うのを確認してから、麻衣の腕を引っ張りながら、そのおばあさんと別れた。

「……もう、朱莉。どうしてそんなに警戒してるの?」

「だって……さっきも言った通り、怪しいでしょ」

麻衣は、そんなことないと思うけどなぁ、と言い、手を頭の後ろにくっ付けるポーズをとった。

麻衣は警戒心が無さすぎる。
少し、麻衣にいらいらした。