し か も、
感じたことのあるこの視線。
『ナカガワダイスケサンダッタラドウシヨウ』
いつものようにコミュ障が発動された。
『フッ、この俺をここまでビビらせたのは貴様が初めてだな…』
と、若干中二病な思考になる。
「お、おいお前っ!!な、なに用でさざや?!」
日本語が喋れない、なんてこった。
「ぷっ」
「わ、笑うんじゃねーよ!!!こちとらすっげーこわいんだぶぁっくじょん!!!」
「怒りながらくしゃみするとかっっ!!!!腹痛えっっっ!!!!」
俺が必死に花粉と戦っているのに目の前の中川大介は大爆笑をしている。
勿論俺は腹が立つ。
いや俺も同じような立場だったら百発百中で大爆笑するけどさぁ!!!!
少しは花粉症の事も考えて欲しいもんじゃん!!!!
「さっきからずっとくしゃみしてたからさっ!!!!!笑いがっ!!と、とまっ!!!ブフォッッ!!!」
「…」
軽い殺意を覚えた瞬間だった。
