ダメダメさんと学園アイドル



「…なるほど。」


「な、なんか、ご、誤解?されてたらしくて」


「ごめんね、田中くん」


「いっ、いや、大丈夫なんだけど、さ」


くっそ俺のコミュ障め!!!
なんとか話しかけてはみて、昨日呼び出されたことも事細かく伝えた、のだ。


みたけれども、一体どんな関係なのか聞けない。
いや別に聞かなくてもいいんだけど、こう。


(気に、なるじゃん)


人っていうのは少しのことでも疑問に思うとそれを解決したくなるもんなんだよ!!!


「大介とはね、幼馴染なの」


「あぁ、そういうこと。」


この人はテレパシー能力でも持ってるんだろうか。


俺が聞こうとしていることをあっさりと教えてくれた。


幼馴染、ねぇ。


「後でコテンパンにしておくし、注意もしとくから、本当にごめんね!?」


「あっ、いや、うん。大丈夫、だから」


とりあえずは、中川さんの正体が掴めた。
案外、聞いてみるもんだなぁ。


今日は天気がすこぶる良く、俺のくしゃみは元気に働いている。


(明日、綿棒と鼻に付けるアレ持ってこよう)


くしゃみが出そうで出ないこのもどかしすぎる感覚。
いっそのこと、早くくしゃみをさせてくれという何故か拷問でもされているような感覚。


「へっくしゃん!!!!」


くしゃんって何だよとか思いながらくしゃみが出たことに満足する。
俺がひたすら花粉と戦っていた時、妙な視線を覚えた。