「で、本当になんでこんな所に俺を連れてきたんだよ」
首根っこを掴まれ図書室まで連れてこられた俺、そしてまだ俺を睨んでいる中川さん。
ああ怖い、恐ろしい。
………目が怖いって!!!
「あのさぁ、ホンっトーに、何もないワケ?」
「さっきからそう言ってるだろ、学べよ俺様系男子さん」
「俺様って……もしかしてオレ?」
「それ以外に誰がいますかね」
「…良かった、彼氏ってワケじゃーなさそーだ」
ちょっと待て、なんで俺は彼氏だと誤解されていた?
てっきり俺はストーカーなクラスメイトだと判別されていたと思っていたのだが。
だからこそかなり睨まれていたと思っていたのだが。
「んー、まぁ、そこらへんはどうでもいいとして、オメーさんがアイツの彼氏じゃないのなら!!!オレの用はもう済んだ」
「は、はぁ…。」
「また会う気がするぜ、またなっ!」
はっはっは!と笑いながら俺様系男子中川さんは俺の前から嵐のように去っていった。
「す、すいません…」
ここは図書室でした。
