「俺が見せます。」
声が聞こえた方を見ると...
「げっ。」
蓮がいた。
「あら、若宮くん。
じゃあよろしくね。」
あたしは蓮の席へ向かう。
「お?あの2人ってうちの学年の
バカップルじゃねーの?」
と、誰かが大きい声で言った。
ざわざわと「ほんとだ〜!」とか
「お似合いだね!」と言う声が聞こえる。
「「バカップルじゃない!!」」
ハモった私達の声を聞いて
教室にいるみんなが笑う。
「あら、2人は仲良しなのね。」
と、先生も笑いながら言う。
数分後冷やかしの声が
消えて授業が始まった。
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