「おはよう!!」


僕は目の前に歩く、大好きな女の子に話しかける。



「触らないで!」

聞いたことのないくらい大きい声。
伸ばしたうでは強くはねられた。



「人殺し!!」

女の子は僕を睨んだ。
その目は憎しみそのもので、目から溢れる涙は僕への怒りの塊だった。