山野は真っ赤な顔であたしを見つめる。 「す……するぞ………」 山野の手が熱い…… あたしも真っ赤な顔で山野を見る。 「……う……うん………」 ああ……… 山野の顔が 近づいてくる……… こういう場合、 め……目を閉じた方が良いか…… あたしは震えるまぶたを強引に閉じた。 眉間にシワもよって 口もなんだか梅干しを食べたみたいに とがらせた。 体温で山野の顔が近づいてくるのが わかる…… あ……あたし…… 山野とキスしちゃう……… あたしの唇と山野の唇が……