虹色の砂時計

流石だ。と思った。

稜太くんはちゃんと杏菜のことを見ている。

「それもそうね。杏菜が私たちに嘘つくような子じゃないもんね!」

半分自分に言い聞かせるつもりで、でもそれを受け止めるのがつらくて、私は泣きながら言った。

「奏佑も信じるよね?」

ここで、信じないとか言ったら許さないんだからね。

そんな目で奏佑を見る。

「お、おう…。俺も信じるよ。」

まだ少し疑ってるみたいだけど、信じているみたいだ。

私は少し嬉しくなって笑みを浮かべた。