虹色の砂時計

私たちが保健室に入ると、稜太くんはもう、杏菜をベッドに寝かし付けていた。

先生はどうしたのか問いかけてきた。

稜太くんが大まかに話し、私と奏佑は少し付け加えながら説明した。


「わかったわ。じゃあ澤田の様子見てくるわね。あなたたちはそこにでも座ってなさい。」

そう言って杏菜のいるベッドに向かって行った。

大丈夫かな?とも思ったけど何も出来ない。

何も出来ないことに苛立ちを覚えながらも言われた通りにソファに腰を下ろした。