虹色の砂時計

「杏菜!おはよ!」

「あ、稜ちゃん!おはよう」

ドアから私を呼んでいるのは、さっきまで見ていた稜ちゃん、こと上村稜太。

いつのまにか私の隣の席に座っている。

そして、彼は私の彼氏。

お互い両思いだったのに、なかなか告白出来なかったの。

それで、痺れを切らした花音たちが協力してくれて思いが伝わったの。