ここはどこだろう?

真っ暗でほとんどなんにも見えない。

暗いところ苦手なんだよね…。

それに空気も悪い。

辺りを見渡しても誰もいない。

どうやら私一人みたいだ。

トントン――

誰かに肩を叩かれる。

怖い気持ちもあったけど、知ってる人がいるかもしれない。

という期待を胸に思いきって後ろを振り返ってみる。