虹色の砂時計

「先生、杏菜…じゃなくて澤田さんどうでしたか?」

「熱と寝不足ね。大したことないわ。」

それだけ聞いて俺は少し安心する。

「今はしばらく寝かせといてあげなさい。
…あっ!もうこんな時間!
職員会議があるから、澤田さんのことお願いしていい?っていうか、お願いするわね。」

そう言って先生はあっという間に保健室からいなくなってしまった。

奏佑はしばらくの間ポカンと口を開けたまま固まっていた。

しばらくして調子が戻ると俺らは杏菜のところへと移動した。

ベッドの横に椅子を3つ置いて寝顔を眺めていた。