虹色の砂時計

「あ、奏佑、鞄ありがとな。」

俺は奏佑から自分と杏菜の鞄を受けとる。

「おう。」

「杏菜、大丈夫かな…。」

不安がるのは水橋。

「私が具合悪いこともっと早くに気づいてあげられれば良かったのに…。」

水橋が悪いわけではない。

俺だって気がつかなかった。

水橋を慰めるのは、奏佑に任せておく。

実際、そうなっているし。

それから数分後、先生は俺たちのところに来た。