虹色の砂時計

私たちはイルカショーが終わったあと、近くのカフェに入り少し会話した。

そして、今はデートから帰るところ。

「楽しかったね♪イルカも可愛かったし♪」

「ん、そうだな。また、来よう。」

「うん!また来たいね♪」

「あ、家着いちゃった…。また明日ね?」

まだ稜ちゃんと別れたくないよ。

「杏菜、また明日な。」

そう言って稜ちゃんは私の頭を撫でて帰ってしまった。

もっと別れたくなくなちゃうじゃん…///

まだその余韻に浸りながら私は家に入った。