虹色の砂時計

「すごい混んでるね…。」

そう、目の前には入り口が見えないくらい混んでる。

チケットを買うのにも一苦労だよ…。

「入れば気になんないよ。」

入ってみると、稜ちゃんが言う通りあんなにいた人たちが気にならなくなっていた。

「稜ちゃん!こっち!あ…やっぱりあっち!」

私は魚がたくさんいてテンションが上がっていた。

だって可愛いんだもん♪

「杏菜、落ち着いて。魚は逃げないんだから。」

「あ、そっか!流石、稜ちゃん。」

変に納得してしまう私。