虹色の砂時計

「ごめん、お待た「ラケットは?」せ…?」

「え?ラケット?」

確かに背中には違和感がある。

言われた通り確認してみると…

「ない…ちょっと待ってて取ってくる。」

「はいはい、早く行っといで。」

「杏菜早くね~。」

ダッシュで机まで取りに行く。

「花音、ちーちゃん、待たせてごめんね。」

それから私たちは遅刻したせいで先輩に怒られ、
練習量が2倍に増えてしまった。

あとで2人に怒られたことは言うまでもないだろう…