次の日の昼休み、私は皆を呼び出した。

「どーしたの?金曜日じゃないのに。」

「のんちゃん、話があるからもうちょっと待ってて。

あと花音が来るから…。」

「あれ?澤田さん。記憶がどーのーこーのって…」

「それは俺達があとで説明するから!」

稜ちゃんのフォローが入る。

それにしても花音は来るのが遅い。購買でパンを買っているから仕方ないんだけどさぁ…。

「ごめん、お待たせ。」

「やっと来た!花音ちゃん遅いよ。」

拗ねたように言うちーちゃん。

「じゃあ、話すね。」