虹色の砂時計

そのあとまた、タイミングよくチャイムがなり、退屈な授業が始まった。

私は授業を真面目に聞く。

バカだから聞いてないと付いていけないんだもん。

隣の席の稜ちゃんは、勿論…寝てる。

いいなぁ~気持ち良さそう…

ここ窓際だし、今日が出てて暖かいし…

なんだか眠くなってきたなぁ~

だんだん先生の声が遠くなっていく。

「…だ……わだ………あわだ……澤田!」