虹色の砂時計

私が話終わると二人が泣いていた。

「辛かったよね。杏菜、記憶戻ってくれてありがとう。」

辛かった…なぁ。

でも今は大丈夫。二人がいてくれるから。

「あ、私飲み物飲んでくるね。」

急に立ち上がった花音。ドアを閉めるとき私に軽くウィンクをする。

『二人でちゃんと話な。』

そう言われているみたいだった。