清国 


「陛下どうして亜国なんかに縁談を…?

兵力はそこそこあるにしろ、規模は小さいし、なんてったって今あの国は不況です

結婚してあの国を手に入れたところで、此方にメリットはあまりないかと…

それに、あの国の女王は縁談を一切受け取らない噂でございます

それなら、今陛下に来ている縁談をお受けになられたほうが良いと…」



「ただの縁談除けでしょう

縁談を受け取らないのは陛下も同じ

それに、亜国の女王は美人で教養もあり、あらゆる才に優れていると聞きます

不況も彼女が女王になってからかなり軽減されています

皆に納得させるためにはそれくらいの人物が丁度良いというところですよね陛下?」


「ああ…彼女にはしっかりと働いてもらわねばな…」