試験場はとてもでかいビルであった。中にはいるととても広いパーティ会場みたいなところで、
私達のような二人組のスパイたちが7組いた。


同じ年のスパイといっても人数が少ないから選ばれたスパイだけなのだと確信した。



未成年のスパイは2人組で行動する。


だから私は拓海と常に行動している


それから3分ぐらいたつとどこからか


「いまから試験を始めます。」


と聞こえてきた。


すると私達が入ってきた入り口から黒ずくめの男達が出てきた。


「試験内容を説明します。いまからその男達にやられないよーにパートナーと力を合わせて私のところまで来てください」


「私は屋上にいます。最初に辿り着いたペアに特別な任務を与えます。もちろんご褒美も」


「では、はじめます。よーいどん！」