3月 無事、卒業式が終わった。



「夏海ぃぃぃぃぃ………!!!」


菜ノ葉が涙流し鼻水垂らしながら私に抱きついた


「もぉ!! 菜ノ葉しっかりして! 制服に鼻水つくじゃん!!」




「だってぇぇぇぇぇ……」




「高校、同じなんだからまた会えるでしょ?」




「あ、そっか! やったぁ♪」





「もぉ……ほら! 鼻水拭いてっ!笑"」




「うんっ………ズビッ」




ほんと、ほっとけないなぁーー。



爽汰くんはそーゆうとこに惚れたんだと思う。




樹季は私の事なんて思ってくれてるのかなぁ……。