「本当にごめんね!急いで取ってくる!!」

そういい、菜々美は言葉どうり物凄く急いで校舎へ

走っていった



僕が菜々美に告白したのは、中学3年の時

その時まではずっと“幼なじみ”としてずっと隣にいた

でも、3年になりある時から初めて菜々美を幼なじみとしてでなく

“女の子”として守ってあげたいと思った



菜々美はなんか凄く危なっかしいから

僕が付いてないと1日で何ヶ所にも

アザやら、キズをつけてくる

今でも後走っている姿は危なっかしい…

そんな所も可愛いと思ってしまう

そのくらい菜々美が好きだから…


そんなことを考えながら校舎から視線を

外し、道路へ視線を変えた

って…あれは…


僕が目にしたのは親が目を離している内に道路に

飛び出してしまった子供と

向かいから走ってくる大型トラックだった

きっとトラックからは小さな子供の体は見えていない

それに親がいる場所も間に合わない



このままでは…

決意をし鞄を投げ捨て



飛び出した…



キイイイイイィィィィィィィィィ!!!!!

「夕丹ぁ!!!」


母親が子供の名前を呼んだのと

トラックが横に横転したのは同時だった



「うぅ…ママァ!!」

子供は僕の下敷きになり助かった様だ

前の僕だったら子供ごと潰れていただろう

体を鍛えといて良かった…




でも…トラックに上を通られたら流石に…

全身が痛いため体を動かせないから

子供はまだ僕の下だ

ごめんね…もう少し我慢して


目が覚めたら病室かな?

きっとまた菜々美怒るだろうな…


そんな呑気な事を考えながら





虚ろな目を綴じた…