神様の藥箋





ぎゅうっと体中の血液がたぎった熱湯のように体を駆け巡るような気がした。



感じたことの無い熱に体と思考が犯されていく。






なんでこんなに心臓が早く鼓動しているのか。



どうして、こんなに焦燥に駆られているのか。



自分がどんな表情を晒してしまっているのか。






もうそんな疑問も羞恥も、どうでもいい。











今はただ。








目の前にいる少女を手放したくない。