「服...貸して?」

「なになに~?デート?」

ニヤニヤしながら近づいてくるお姉ちゃん。

「そ、そんなんじゃないけどっ」


「ふーん...いいよ、貸してあげる」


そして、お姉ちゃんにコーデしてもらった。

鏡を見た私は、言葉を失った。

これが...私...?


ピンクのワンピースに薄手のカーディガン。

長い前髪は横に流して。

「おっ?かっわいいじゃん♪」

「...っ///」

お姉ちゃんほどではないけど...

これで、大丈夫かな...?