紅一点の最強美少女!!!





『杏ちゃん、なんか嬉しそうだね?』


『楽しそうだね??』



怖くなくなったのか、また右と左にくっついてきた陽と零を見て、口角を上げる。



みんなが秘密にするなら、私も秘密にするけど、良いよね?



『秘密!』



私の言葉に、類が顔をしかめた気がするけど…まぁ、気にしないでおこう。




『文化祭、楽しみ!』


『はしゃぎ過ぎてヘマすんなよ』




私の言葉に突っかかってきた将を睨みつける。


全く……さっき怖がってたくせに、よく喧嘩売れるよね?


やっぱり将って馬鹿じゃん。




『その前にテストある事、忘れないでね』



私と将の喧嘩を止めながらニッコリと笑った夏を見て、将と陽…類までも顔を引きつらせた。




私、馬鹿じゃないからテストなんて余裕ですよ?



『杏ちゃん、一緒に留年しよう?』


陽が目をキラキラと輝かせながらおねだりしてきましたけども。





『なにそのお誘い‼︎ 絶対嫌だよ?』




思わず口に出るくらい、乗りたくないお誘いですよね、これ。