クネクネ曲がりながら警察を巻いていく。
次第に数が減っていき、ラスト１人になった。
それでもラスト１人がなかなか巻けない。
…あれ、、、あの白バイに付いてるストラップ、見覚えが…あるような、、ないような…
私は思い出すためにその１人を凝視した。
白熊のストラップ???
白バイのあの人が?
え、あの白熊のストラップって!!!!!!!!
私が作ってはーちゃんにあげたものだよ！
え、じゃああれ、
「はーちゃん！！！？」
私がそう叫ぶと、驚いた類が急ブレーキをかけてバイクを止める。
それにつられて他のメンバーもバイクを止めた。
「あーあ。やっと止まったよ～。
気づくの遅いって!!!杏!!!
てゆーか、後輩に気づかれなかった私…悲しいね～…」
私達が止まったのをみて、白バイの人がメットを外しながら歩み寄ってきた。
「やっぱり、はーちゃんだ!」
「え、は、春さん！？」
覚えてるかな？
はーちゃんは初代だよー。
