「そんな事、どうでもいいよね??
倉庫、行くよ。」
「「あいあいさー!」」
「…………………将。」
「了解!!!!!!!!」
夏の言葉に双子が元気よく返事したな…と想った瞬間、類の命令により将に担がれる。
「…え、あ、ちょっと、離して!!!!」
「暴れんな。落とすぞ??クソ女。」
いや、私クソ女じゃないし。
第一、なんでそんなに楽しそうな顔してるの!!!!
いい加減はなせ!!
教室ではニコニコと手を振っているきょーセンとるっちゃん。
それと間抜け面をしているクラスメート達だった。
「到着!!!おいクソ女、お前誰のバイク乗るのか決めろ。」
え、バイクのっていいの!?
まじで!?
「……本当にのっていいの!?」
「あ、ああ。」
私の勢いに押されたのか引き気味に答える将。
そんなの気にしない。
「バイク久しぶりだなぁ……!!!
嬉しい!!!」


