紅一点の最強美少女!!!



「…こい。」 



「……いや、だからいかないってば…。」




「すいません理事長。サボっていいですか?
今日。」



私と類が言い争っている時、敬語君がそんな事を言った。



え、いやいやいや、さぼる宣言していいの!?

てゆか、これOKしたらるっちゃん理事長てしてどうなの…、



「いいんじゃね?
別に、俺はテストの点数さえとれてればいいからな。」




なんて理事長だるっちゃん…。




「許可もでたことですし。行きましょうか。」



ええ!?


今から!?サボって???


「…私今日初めて学校きたんですけど。」

「知ってるよ??」



ん?


んんんんん???


「敬語がない???」



「……夏は元々敬語じゃない。」



「……ええええええええ!?」




敬語君って夏て言うのか。


てゆーか、敬語君じゃないの!?


「夏はねー」

「照れ屋さんなのー」

「「だから信頼した人にはタメなんだよー」」


照れ屋なんだね。敬語君じゃなくて、夏。


それと、信頼した人って…私?


え、私信頼されちゃった???



うれしいけど…うーん……何だろう、とてつもなく面倒くさい予感だ。