「ま、いーや!あのさ、麗華2代目…お父さんの後輩がさ、会いたいって。」
《…あれ??俺、杏に麗華だったって言ったっけ??》
「聞いてないよ。だけど、色々あって知った。
あ、お母さんにも会いたいって!!!
今日の仕事はこなしとくから、今日の5時くらいに麗華の倉庫行ってあげてよ?」
《…そうだな。そろそろ行ってみようかなって思ってたからいい機会かも。》
「そゆわけだから!よろしくね!じゃ!!!」
電話越しで何か叫んでたけど…
こーゆのは、無視にかぎる!
「あ、時間勝手に決めちゃった!!!」
「大丈夫だ……。…ありがとな?」
そう言った一ノ瀬類…類は綺麗に柔らかく笑った。
「………………ッ!!!////い、いや…どうい、たしまして…??」
「…珍しいですね。類が女性に笑うなんて。」
「やっぱり杏ちゃんってさー」
「不思議な子だよねー」
「「僕達杏ちゃんのこと気に入ったー!!!」」


