私のクラスに麗華がいるんだったら。
「…頭脳明晰で入った人虐められないの?」
「そんなことしたら、俺か琉夏で屋上に逆さつりにするから。」
成る程ね。絶対実例あるでしょ、この自信は。
やりそーだし?るっちゃん。
「…成る程。理解しました。」
「感づいただろ。お前。」
はい。ものすんごく嫌な事を…
「取りあえず呼んだら入れ。」
「はいはい。」
「はいは一回だ。」
「…ウザ!」
そんな返事をすると落ち込んだのか暗いオーラで教室へときょーセンは入っていった。
その瞬間、騒がしかった教室が静かになる。
スゴいねー。流石元麗華幹部。
それなりの殺気は持ってるんだ。
「今日、何の日か覚えてるか?」
きょーセンが静まり返ったクラスの皆に話しかける。
その瞬間、さっきみたいに騒ぎ出した教室内。
「転校生が来る日でしょー??」
あ、女の子いるのか。なんか安心。
「そうだ。じゃ、入ってこい。」
きょーセンが私を呼ぶとさっきみたいに静まり返った教室。
え、騒いでよ。さっきみたいに。
入りにくいじゃん!このシーンとした空気!!!


