一瞬、私のるっちゃん呼びに固まったきょーセンは、ああ。と返事した。
まじですか?
そんなの初耳ですけども。
「なあお前、琉夏の事知ってるって事は、もしかして暁兎と歌香の事も知ってんのか??」
…今、このホスト先生なんて言った??
暁兎と、歌香??
知ってます。よーーーーく知ってますよ!
それ、私の両親ですからね!?
歌香は私の合格した学校を見事に逃がしてくれた方ですよ??
わからないわけ無いじゃん。
「…知らない。」
いうわけ無いけど。
言う必要性がない。
「そーか。
お!ついた!ここがお前のクラス2-cだ。」
ほーほー。
sとかじゃないんだ。
なんとなくそんな感じかなーって思ってたけど。
「因みにcに居るのは頭脳明晰、容姿端麗、運動神経のある奴の集団だな。
あ、あと族。」
でしょうね。


