「またあんたなの」

「まじ 迷惑なんですけど」

「先生、また三浦さんが材料を忘れたので作れません」

「そうね、今度からこの藩は材料は三浦さんの分を変わりに持ってくるように。今日は仕方がないからほかの藩に入れてもらって」

「はーい」

私は家庭科室の端でひとりでいた。