訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】


暫くして、バスの出発時刻が近づいてきた。

運転手がアナウンスで、乗車を促す。



「そろそろ、行かなきゃ」



体が離れて、二人に距離が出来る。

なんだか寒い……もっと一緒に居たいけど

でも、私たちの未来のためだもの。

いつか叶えるための――どちらが諦めることのない、明るい未来。



「そうだな……つばさ、愛してる」

「ッ――わ、私もです」



真っ赤になる顔で、そういうと湊叶さんはフッと顔を崩して微笑む。

そして――。