ふん、そんなこと言われなくてもわかってるさ。
頭じゃ分かってても、感情が追いついてないんだ。
久々の恋愛感情ってだけだも、アタフタしてしまうのに。
その相手が一回りも下って……正直、どうしたらいいのか分からない。
大体、こんな年の離れた男が高校生に告白していいんだろうか。
いやでも、瀬戸はこんな俺を好きだと言ってくれてるし……。
もしかして、年の離れた兄とかと思ってるとか無いよな。
「なぁ……アイツ、本当に――」
そこまで言って止めた。
蒼汰に聞くのは違う気がしたからだ。
俺の問題だ。これは俺が考えて結論を出さないといけない。
未成年である瀬戸。
そんな彼女と俺との未来。
俺は、アイツをどうしたいんだ――。

