訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】


「蒼汰さんも、飲みます?」



別のコップを用意し、そこ中にコポコポと琥珀色の液体を注ぎ込んでいく。



「うわ〜、ついで感半端ねぇ」



文句を言いつつも、私からコップを受け取った。

そして、一口含む。

二人のコーヒーを飲む音だけが耳に響く。

固唾を呑んで、二人の感想を待っていると――。



「美味いな」

「めちゃくちゃ美味しい。これならお店でも出せるんじゃない?」

「本当に?!」



二人の嬉しい感想に、思わず椅子を倒す勢いで立ち上がった。



「あぁ、そうだな」