訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】


「でもね、絢さん悪い人じゃないよ?誰だって、魔がさす時ってあるでしょ?」

「つばさちゃん。君って子は――」



何だかわからないけれど、蒼汰さんはとても優しく私の頭を撫でてくれる。

けれど湊叶さんは堅い表情を崩さずに、両手を組んで何かを考えている様子だ。



「……俺が絢と付き合ってたって話、昨日したよな?」



そうだった。

なんだか、すごく時間が経ったような気がしたけど

湊叶さんのお家に泊まったのって、昨日なんだよね。



「その話、俺も聞いてもいいのかな?」

「あぁ。蒼汰も一緒に聞いてくれ」



そういうと、蒼汰さんは窓に少しお尻を引っ掛けるようにして依り掛かった。

この病室には椅子が一つしかないから、仕方ないけど

看護士さんにいって、持ってきてもらわなくても大丈夫かな?



「俺は絢と、結婚しようとしてたんだ」



私が、そうこう考えているうちに湊叶さんは静かに話し始めた。