訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】


あー、だんだん思い出してきた。

そうだ。ハッキリと言われた訳じゃない。

だけど、確かに崖下で助けを待っているときに絢さんは言っていた。

私さえ居なければって――。

港で偶然会った私を見て、チャンスだと思ったって。

でも、他人の口から言われると何だかとても遣る瀬無い気持ちになる。



「私……知ってたよ」

「ッ、そんな」

「え……つばさちゃん、それって――」



二人とも驚いて、目を丸くしたまま私の方を見詰めてきた。



「崖下で、助けを待ってるときに絢さんから聞いた」



でも絢さんは、思い直してくれてた。

本当の妹みたいだって言ってくれていた。

だから、大丈夫。