訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】


「ッ……は、あ……痛ったぃ」



体を動かそうとすれば、激痛が体中を駆け巡る。



「つばさちゃん、大丈夫?」

「絢さん。どこにっ、行ってたん、ですか?」



体中を強く打った時に肋骨が折れたのか

呼吸することも、ちょっと辛い。



「無理にしゃべらないで。近くに小さな小川があったから、そこで濡らしてきたの」



絢さんは、私が抱きしめていたからか

大きな怪我はなく、擦り傷と痣がいくつか出来ている程度ですんだみたい。



「泥だらけ……ごめんなさい、私の所為で」



絢さんは私の隣に屈み込み、濡らしたハンカチを私の顔に付いた泥を拭ってくれる。

彼女は怪我は大したことなくても、服はところどころ破けて

私と変わらないくらい泥だらけだ。