「それから‥」
「征志ー」
遠藤が言いかけた時クラスメートの文香が教室の入り口から手を振りながら呼んでいる。
「おっ今、行く」
遠藤はあたしの話しを忘れたかのように教室から出て行った。
文香は年上の彼氏が居る。
遠藤と付き合ってる訳でもないが、随分と仲がいい。
残されたあたしを見つけた親友の麻実があたしの前の席に座り込んだ。
「なになに?遠藤?」
あたしはまだ麻実には話していなかった。
「うん‥」
「えっー何がいいの?遠藤の‥。フツウじゃん。よっぽど隣のクラスの小谷くんの方がいいよ!」
小谷くんは今どきのかなりかっこいい子だ。しかもモテすぎている。
「小谷くんはかっこいいけどね、こう現実的じゃないよ。顔も良すぎ。逆に見慣れると飽きてきちゃうけど‥」
ここまで言ってあたしは黙った。
麻実ががギロッと睨んでいる。
言い過ぎた。
我を忘れて。
だって小谷くんは別ものだよ。
半端なくモテてんだから。
「征志ー」
遠藤が言いかけた時クラスメートの文香が教室の入り口から手を振りながら呼んでいる。
「おっ今、行く」
遠藤はあたしの話しを忘れたかのように教室から出て行った。
文香は年上の彼氏が居る。
遠藤と付き合ってる訳でもないが、随分と仲がいい。
残されたあたしを見つけた親友の麻実があたしの前の席に座り込んだ。
「なになに?遠藤?」
あたしはまだ麻実には話していなかった。
「うん‥」
「えっー何がいいの?遠藤の‥。フツウじゃん。よっぽど隣のクラスの小谷くんの方がいいよ!」
小谷くんは今どきのかなりかっこいい子だ。しかもモテすぎている。
「小谷くんはかっこいいけどね、こう現実的じゃないよ。顔も良すぎ。逆に見慣れると飽きてきちゃうけど‥」
ここまで言ってあたしは黙った。
麻実ががギロッと睨んでいる。
言い過ぎた。
我を忘れて。
だって小谷くんは別ものだよ。
半端なくモテてんだから。

