【短編】森田当麻の奇妙な休日



「……ああ。お前、気になってたな」

「はい。だって、普段はそんな風にアイス食べて気だるげにしてる探偵でしょ?なのに、なんでそんなに騒がれるのかなって」

当麻は言いにくそうに髪をかいた。

アイスは53個目だ。

終わりが見えないわんこそばのように、次々にアイスが運ばれてくる。

「……全種類って、何個あるんですか」

「256個じゃなかったか」

コンプリート無理だろ!!!

一日でアイスを256個コンプリートする人など聞いたことない。

攻略は無理だ。諦めた方がいい。