その瞬間、当麻のアイスを食べる手がとまる。 そして、ジッと優衣をみたあと、再び何事もなかったようにアイスを食べ始めた。 「どういう意味なんですか?目の前の人って」 「いい!お前は何も知らなくていい!」 当麻がすこし耳を赤くして、優衣の質問を一蹴した。 気になるが、こうしたら意地でも教えてくれないだろう。 諦めて引き下がる。 「……何で社長は『現代の明智小五郎』って言われてるんですか?」 尾行の理由でもあり、一番の疑問を聞いてみた。