【短編】森田当麻の奇妙な休日



あー。もうダメだ。

優衣がゆっくりと当麻をみると、当たり前のごとく、当麻も優衣をみていた。

しかも、相当な呆れ顔で。

「叶亜さん!この女の人、依頼者だって!」

「あっ、いえ!違うんです!」

どうにかしてこの誤解を解かなければ……。

だが、叶亜と呼ばれたマスターは、優衣に優しく笑った。

「すみません。こいつが困らせるようなことを。依頼者じゃなくて、彼の尾行してたんでしょ?」

叶亜はカウンター席に座ってる当麻をみた。