そう思って喫茶店を窓からのぞくと、そこにはカウンター席に座ってコーヒーを飲んでいる当麻の姿があった。
まさか!当麻がこんなところに来てたなんて。
優衣は驚きで、店内を凝視してしまう。
店内は当麻以外に客はおらず、カウンター席の向こうにはコーヒー豆のビンが並んでいる棚と、コップなどがしまってある食器棚があった。
そして、奥から車イスに乗った男性が出てくる。
きっちりとした黒スーツに、天然パーマの黒髪。
鼻筋の通った整った顔に、紳士的な雰囲気を醸し出している。
彼がここの喫茶店のマスターなんだろうか。

