Someday ~私がいた夏~

 最初は緊張していたけれど、時間が経つにつれて

少しずついつもの私らしく話せるようになった。

 ヤスノリさんは、話してみるとすごく楽しい人。


 あ・・・

 
 
 康紀さん・・・。


 やっと漢字もわかったんだ。誕生日も、血液型も、大学生の頃、私が暮らすあの大きな街のどこに住んでいたかも。
 お互いに自分のことを話して、相手の言葉に耳を傾けて。


 ここが、ちょっぴり窮屈な田舎町だってこと・・・すっかり忘れるくらいの楽しい時間。


 昨日、バスに乗るまでは

 せめて後姿でもいいから見たいと願っていたその人が

 私の前で楽しそうに笑って話してる。


 
 私は、その笑顔を見るだけで

 溶けてしまいそうなくらい 幸せな気分になっています・・・。