解散すると、一人一人 社長室に呼ばれていく。 どうやら、成績やキャリアなどの確認をしているそうだ。 隣にいるリカはもうすでにあのルックスにやられて上の空。 「りか。りか。」 そんなリカを肘でつつく。 「へ?」 「私、決めたわ。あの社長の好みを暴くわ。」 私がそういうと、リカは驚いた顔をする。 「難易度高すぎない?」 「大丈夫。惚れさせるわけじゃない。 好みを暴くだけ。」 それを聞いてハテナを頭に浮かべているリカ。