「食欲は?」 「ありません。 最近、考え事してて。」 「‥‥‥‥。」 急に黙りだす。 ちょ、やめてよ!変な空気になるじゃない。 「俺のことか?」 「い、いえ。そんなことは‥‥‥。」 チラッと見ると、社長と私の距離はいつのまにか3センチほど。 「あの日から、避けられてるような気がするんだか、それでも俺のことではないと?」 しかも艶美な笑みを浮かべている。